SavaMoniでは以下のような10項目のサービスを、Web上から簡単に監視設定できます。監視項目・変更を追加する時も、管理画面上で目的のサービスを選択するだけです。また、IPv6アドレスでの監視を追加する事で、IPv4/v6デュアルスタック環境においても、双方のプロトコルから疎通を監視する事が出来ます。
監視項目 | 監視項目 | 監視内容 |
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死活監視 | Ping | ネットワーク上の機器との疎通確認を行うping(ピン)コマンドを用い、接続可否を確認します。pingがサーバーへ到達できなかった場合は、サーバーもしくはサーバーへのネットワーク経路で問題が起きている事が考えられます。※1 |
SSH接続 | SSH (TCP22) |
サーバーへのSSH接続を試み、サーバーのSSH接続が有効であるかを確認します。 |
Webサーバー | HTTP (TCP80) |
HTTPの利用するポートへのアクセスを試み、Webサーバーの稼働状況を確認します。また、ページ内に特定の文字列が含まれているかのチェックや、TOPページ以外の任意URLの監視も可能です。 これらを確認する事で、Java、ASP.net、PHP、Ruby、WordPress等の各種プログラミング言語・フレームワークで構築されたWebアプリケーションが正常に稼働しているか確認する事もできます。 |
Webサーバー (SSL/TLS) |
HTTPS (TCP443) |
HTTPSの利用するポートへアクセスを試み、SSL/TLSによるセキュアな接続が有効化されているWebサーバーの稼働状況を確認します。また、ページ内に特定の文字列が含まれているかのチェックや、TOPページ以外の任意URLの監視も可能です。 これらを確認する事で、HTTP監視同様に各種プログラミング言語・フレームワークで構築されたWebアプリケーションが正常に稼働しているか確認する事ができます。 |
メール送信サーバー | SMTP (TCP25 / 587) |
SMTPの利用するポートへのアクセスを試み、メール送信サーバーの稼働状況を確認します。 |
メール受信サーバー | POP (TCP110) |
POPの利用するポートへアクセスを試み、メール受信サーバーの稼働状況を確認します。POPは、メールをEメールクライアント(メーラー)にダウンロードし、閲覧するタイプのメール受信サーバーで用いられます。 |
メール受信サーバー | IMAP (TCP143) |
IMAPの利用するポートへアクセスを試み、メール受信サーバーの稼働状況を確認します。IMAPは、メールをサーバー上に保管し、複数のEメールクライアント(メーラー)を使った場合も同様に閲覧可能となるタイプのメール受信サーバーで用いられます。 |
FTPサーバー | FTP (TCP21) |
FTPの利用するポートへアクセスを試み、FTPサーバーの稼働状況を確認します。 |
タイムサーバー | NTP (UDP123) |
NTPへの接続を行い、得られた現在時刻とSavaMoni側の時刻をと比較、タイムサーバーが正常な日時を配信していることを確認します。120秒以上のズレが確認された場合にアラート通知となります。 |
DNSサーバー (名前解決) |
DNS (UDP/TCP53) |
DNSへ接続し、指定したホスト名からIPアドレスへの名前解決が行えるかを確認、DNSサーバーによる名前解決が正常に稼働していることを確認します。 |
項目 | 内容 |
---|---|
監視間隔 | 2分、3分、5分、10分、15分、30分、60分から選択できます。 |
許容レスポンスタイム | 3秒、5秒、10秒、15秒、20秒から選択できます。指定した時間内に監視対象からの反応が無かった場合に、アラート通知を行います。 |
エージェント監視機能を利用したCPU使用率・メモリ空き容量・ディスク空き容量・通信トラフィックなどのメトリクス・グラフ表示やアラート通知については
監視状況確認機能 をご参照ください。
詳細な監視の仕様については サービス仕様書PDF をあわせてご参照ください。